トモヤ

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スポーツ新聞の広告なんてクソ怪しいとは思ったが、何をするのかが知りたくなった俺はとりあえず電話番号をメモして、電話するだけしてみることにした。 翌日の午後、自分のケータイから電話するのが怖かった為、ドキドキしながら公衆電話から電話をすることにした。 プルルルル---プルルルル---プルッ 「お電話ありがとうございます。 スピリットです。」 「あ、あのっ、新聞の広告、見て、電話、しました。」 「あー、ボーイ希望の方ですか? では、年齢と身長体重を教えていただけますか?」 「あ、えと、20歳、172センチ、えと、65キロ、です。」 「ありがとうございます。 では、面接しますので、いつ来られます?」 「あっ、あのっ、どんなことするんです、か?」 「男性相手の裸のお付き合いですよ。ふふふっ。」 「えと、それって、風俗ってことですか?」 「そうですね。 売れれば稼げますよー。 あ、心配でしたら、1度見に来るだけでも来てみます?」 「あ、はい、見に行ってみます。」 「じゃあいまから来れます?」
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