ネオンの魅力

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一度決心したワタクシの行動は早い。 もう、就職活動用の(?)バイトとしてコンビニで働いているんだし、キャバクラもOKじゃーん! そんな軽いノリでいつもどおりに大学に行って、いつもどおりにキャッチにひっかかる。 いつもならお断りだけど、決心したこの日から、キャバクラだけは話を聞いて、色々と体験入店に行った。 織姫のときのように、バイト情報誌にペンを投げつけて決める、という適当なことはしない。 いままでの経験上、変なバイトに引っかかる確率が高い気がしたから。 そんなわけで、色んな店の体験入店をして家で帰ってネットで調べて。 ワタクシは同伴も指名もちゃんとある、大手系列店の普通のキャバクラで働くことにした。 この頃、大学2回生の秋頃。 ここからワタクシは大学卒業までの間、ずっとキャバ嬢として働くこととなった。
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