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最寄駅まで全員で戻ると、そこで解散することになった。
「じゃあ、お疲れ。また明日な」
舜平はそういうと、皆のもとを離れた。
「お疲れさまです」っと残った職員で舜平を見送る。
舜平が見えなくなると、「どうせなら、俺たちだけで、食事に行く?」と小野が言い出した。
麻莉は内心、狼狽えながら、顔に出さないように励んだ。
どう断ろうか悩んでいると、麻莉の携帯電話が鳴る。
着信画面を見ると、舜平の名前が表示されていた。
麻莉はびっくりして、3人のそばを少し離れ、電話に応答ボタンを押す。
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