第1章

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プルルル…プルルル… ある日の夕方、急に俺のケータイに『非通知』と表示された相手から電話が来た。 いくら電源ボタンを押しても切れず、放っておけば切れるだろう…と思っていたがかれこれ5分以上も鳴り続いている。 「…もしもし?」 正直煩くなってきたのでとりあえず出てみる事に。 「神崎鳴海さんですね?」 「はぁ…」 電話の相手は無機質な声で俺の名前を確かめるように聞いてきた。
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