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隆侍がデュエマをしていた当時からスペックが足りず、どのデッキでも使えないと言われてきたカード。
──だが隆侍は断言する。
このデッキにおいては、お前がエースだ!
「《ブルーダイナソー》は登場時に一枚ドローする能力がある。更に《月引力の門》にもドロー能力があるので、計二枚ドローだ。これでターン終了」
手札消費を抑えつつ、ターンをレッドゾーンへと明け渡す。
来るなら来い、と隆侍は構える。
月引力の門
水文明/3マナ/呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
手札からコスト5以下の進化ではないサイバー・ムーン1体を選び、バトルゾーンに出す。
カードを1枚引く。
ルナ・ブルーダイナソー
水文明/5マナ/サイバー・ムーン/4000
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
このクリーチャーは攻撃することができない。
『ドロー、マナチャージ。2マナ使用、《斬込隊長マサト》を召喚。マーシャル・タッチ能力により《レッドゾーン》をバウンス。スピードアタッカーを獲得』
アンタップできなかった自分自身を手札に回収し、出したクリーチャーにスピードアタッカーを与えてきた。
手札に戻った扱いになったレッドゾーンは再びサイズが縮み、先ほど立っていたプレイヤーの位置へとバックジャンプする。
斬込隊長マサト
火文明/2マナ/ヒューマノイド/2000
K・ソウル
マーシャル・タッチ(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻してもよい。そうした場合、このクリーチャーのMT能力を使う)
MT-このターン、このクリーチャーのパワーは+3000され、「スピードアタッカー」を得る。
相手のデッキはやはり早く攻めれるように仕上げられていた。
手札次第ではまた次のターンに《レッドゾーン》が飛んでくる可能性も高い。
『《マサト》でシールドを攻撃。火のヒューマノイドの攻撃時に侵略発動。《マサト》を《超音速ガトリング》に進化』
今度は別の進化クリーチャーを侵略させ、クリーチャーを強化してくる。
一応、《マサト》でもパワーは《ブルーダイナソー》を超えていたが、ブレイク数は増える。
音速 ガトリング
火文明/4マナ/進化/ヒューマノイド爆/侵略者/6000+
進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
侵略-火の侵略者または火のヒューマノイド
パワーアタッカー+1000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
ブロックすれば《ブルーダイナソー》が破壊され、通せばシールドが全て割られる。
そして何より、また直接攻撃される恐怖を味わうこととなる。
隆侍が取った選択肢は──。
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