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龍陣月ヴェットシュピール・エンデ
水文明/9マナ/ドラグハート・クリーチャー/ポセイディア・ドラゴン/サイバー・ムーン/9000
このクリーチャーが龍解した時、バトルゾーンにある相手のカードを2枚選ぶ。相手はその中から1枚選んで自身の手札に加え、もう1枚を山札の一番下に置く。その後、自分は相手のマナゾーンからカードを2枚選ぶ。相手はその中から1枚選んで自身の手札に戻し、もう1枚を山札の一番下に置く。
自分のサイバー・ムーンの、相手を攻撃できない能力を無効にする。ただし、そのクリーチャーの召喚酔いは無効にならない。
T・ブレイカー
「バトルゾーンの《レッドゾーン》と《ニトロフラグ》、マナゾーンからは《超音速ターボ3》二枚を選ぶ」
クリーチャーであるレッドゾーンにも躊躇いの気持ちがあるのか、少しの間アナウンスもカードの動きもなかった。
『……《ヴェットシュピール》の効果処理により、バトルゾーンの《レッドゾーン》とマナゾーンの《超音速ターボ3》を手札へ。バトルゾーンの《ニトロフラグ》とマナゾーンの《ターボ3》を山札の一番下へ』
でも相手はほとんど迷う必要はない。
《レッドゾーン》なら進化元も手札に戻るし、マナの方はどっちを選んでも同じカードなのだ。
「これでターン終了だ」
このターンは隆侍が多く動いた。
傾きかけていた形勢が完全に隆侍のものとなった。
隆侍の場にはクリーチャーが六体もいる。
その中にはトリプルブレイカーとダブルブレイカーが一体ずつ存在している。
しかも《ヴェットシュピール》によって、全てのサイバー・ムーンの攻撃制限は解かれた。
シールドでは隆侍が負けていても、実際に負けかけているのはレッドゾーンだ。
『ドロー、マナチャージ。4マナ使用、《ザ・レッド》を召喚。《ザ・レッド》で《次元龍覇ルナ・ドラコベース》を攻撃。火のコマンドの攻撃時、侵略発動。《ザ・レッド》に《レッドゾーン》を進化。登場時に《龍陣月ヴェットシュピール・エンデ》を破壊』
レッドゾーンは最善の手として、再侵略で攻め手軽減をしてくる。
《ヴェットシュピール》は《レッドゾーン》の正拳突きで爆発してしまったが、攻撃を通させるつもりはない。
「……《タイニーハーバー》でブロックだ!」
《ドラコベース》を庇うように《タイニーハーバー》が前に現れ、《レッドゾーン》の攻撃を代わりに受ける。
『ターン終了』
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