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「あ~、ここはあの世なのか~」
「う、うん」
何もない真っ白な空間に俺と白ずくめの老人
まぁあれだろうな、俺は召喚された翔也に巻き込まれて死んだんだろうなクソが
「ま、まぁ元気出して慎也君」
「...」
黙って寝返りをうつ
「どうせあれだろ?翔也と同じ世界に行くんだろ?」
「う、うん...ごめんね」
老人、もとい老神は必死に慰めてくる
「もういい諦めた」
「じゃああれだ!僕から特典をあげよう!」
そう言って老神は指を鳴らす
俺の体が少し光った
「これで慎也君はすごく強くなったよ」
「どのくらい」
「『龍神』という神格を与えたよ、使い方とかも渡したから後で確認してね」
面倒くせー
「じゃあ君を異世界に送るね!」
床に魔方陣が現れる
「あー、もうどうにでもなれだわ」
そんなつぶやきとともに俺は異世界へ送られることになったのだった
スイーツ(棒)
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