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「…。」
「よう。」
「…なんでいるの?」
「先生に誘われたから。」
「兄貴のやつ…、はぁ…。」
顔に手を当ててため息をつく時雨に
むっとする琴葉
「来ちゃダメだったの。」
疑問形ではなく決め付けるような口調で
時雨に投げかけると慌てた様に訂正してくる
「違う違う。まさか家に呼ばれる程
霧都と仲良くなってたのかって思っただけ。」
「ここの皆さんが私と会ってみたいって
言ってたらしいから。暇だったし
来てみたの。」
「男の住んでる所に一人で入るの抵抗ないの?」
「だって先生の家だもの。彼女いるみたいだし
心配ないかなって。」
「まぁ…ね。」
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