第1章

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僕の中にいる人物は、3人。 凛と葵そして遙。 3人はいつの間にか僕の中にいて、僕を支えてくれるようになっていた。 最初は、3人の誰かがぼくの身体を使っていても、それを知覚することはできないし、話しかけたりすることもできなかった。 そのため、僕は自分の記憶のないところで行動していることなどもあった。 外に出ていても家にいても急に記憶があいまいになったり、全くなかったりするようになってしまっていたので、しばらく、家に引きこもるようになってしまっていた。 そんな日々を過ごしていたら、不思議な夢を見るようになり、その夢を通じて、3人を知覚し、話したりすることも少しづつできるようになっていっていた。
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