近いのに遠くて

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「そ、そうだね ね、ねえこーちゃん…わ、私達もそう見えたり…するのかな…///」 ひよりんは顔を真っ赤にして呟くように言った 「なるほど、奴らはカップルじゃなくて友達の可能性もあるのか」 「その解釈はおかしいよぉ」 上映終了後、 「さ、行こっか」 僕は出口に向かってひよりんと歩き始めた 「ふふ、こーちゃん泣いてたね♪ あんなに興味なさそうだったのに♪」 隣を歩いていたひよりんは笑っている 「こんなに泣けるとは思ってなかったよ」 「私も予想以上に感動しちゃった ヒロインの女の子が必死に病気と闘うシーンは涙が止まらなかったもん」 「確かに そのシーンも良かったけど、僕的には最後に主人公がヒロインに告白したシーンが1番泣けたよ」 「うんうん、良かったよね この映画、本当に見れて良かった」 ひよりんはパンフレットを抱きしめている 「忍に感謝しないとね」 「うん♪」 映画館の外に出た僕達は、 「もうお昼だし、どこかでご飯食べようか」 「うん、私お腹空いちゃった♪」 お昼を食べる事にした 「ひよりんは何が食べたい?」 「こーちゃんが食べたいので良いよ♪」 「うーん、ハンバーグかな」 「じゃあ駅前の喫茶店に行こ♪」 「そうだね」 という訳で、僕達は駅前の喫茶店に行きました
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