近いのに遠くて

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喫茶店に行くと、僕達は一緒にメニューを見始めた 「今日は僕が奢るから、ひよりん好きなの頼んで」 「え、でも」 「遠慮しなくていいよ 父さんがそのためにお金くれたし」 「本当にいいの?」 「うん、もちろん」 「あ、ありがと///」 料理を注文後、 「こーちゃんのお父さんっていつも笑顔で優しいよね」 ひよりんが話しかけてきた 「優しいというより、父さんはのんきなだけだよ」 「ふふ、こーちゃんみたい♪」 ひよりんは笑っている 「そうかな?」 「私も…その…結婚するならこーちゃん…のお父さんみたいな人がいいなぁ…///」 「結婚かぁ 僕は武井咲みたいな子と結婚したいな」 そう僕が言うと、 「む…」 ひよりんは少し頬を膨らませた その後、注文した料理がテーブルに並べられ、 「頂きます♪」 僕達は食べ始めた 「やっぱりここのハンバーグは美味しい」 僕はハンバーグを食べている 「ふふ、良かったね♪」 「あ、そうだひよりん、1口食べる?」 「え、いいの?」 「うん、いいよ」 僕はハンバーグを切り、 「はい、あーん」 ひよりんに食べさせてあげようとした 「え、あっ…///」 ひよりんは顔を赤くして、 「あーん///」 僕のハンバーグを食べた
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