近いのに遠くて

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「どう?」 「お、美味しいよ///」 ひよりんはさらに顔を真っ赤にしている そんなに美味しかったのか 「じゃ、じゃあこーちゃん、お返しに私のカルボナーラあげるね///」 ひよりんはフォークでカルボナーラスパゲッティを巻き、 「ありがとう」 僕はそれを食べさせて貰った 料理を食べた後、 「甘い…♪」 ひよりんはデザートのチョコレートパフェを食べている 「ふふ、ひよりん、ここにクリーム付いてるよ」 僕がほっぺを指差すと、 「え、ほんと?」 ひよりんは紙ナプキンでほっぺに付いているクリームを拭こうとした しかし中々取れない 「ここだよ、ここ」 僕がひよりんのほっぺを紙ナプキンで拭いてあげると、 「あ、ありがとう…///」 ひよりんは顔を赤くして恥ずかしそうに言った 「ところで、この後はどうする?」 「えっと、せっかくだから、いろんなお店を見て回りたいかな」 「わかった、じゃあそうしよう」 「ふふ、やった」 ひよりんがパフェを食べ終えると、僕達は喫茶店を出て歩き始めた 「やっぱり休日は混んでるね」 僕は人混みを見ている 「じゃ、じゃあその…えっと…///」 ひよりんは顔を赤くしてもじもじしていた
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