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「あ、見てこーちゃん、このマグカップかわいいよ♪」
ひよりんはかわいいイルカが描かれた、ペアセットのマグカップを見つけて手に取った
「そうだね」
「あ、ね、ねえこーちゃん…///」
「ん?」
「一緒にこれ買わない…?///」
「マグカップかぁ」
「こ、これ、ペアセットのマグカップだから、1個余っちゃうし…///」
「じゃあ1個のマグカップ探したら?」
「この絵柄がいいの…///
だめかなこーちゃん…///」
「まあ、いいけど」
「本当?///
じゃあ買お///」
ひよりんと僕がペアセットのマグカップを購入すると、
「ふふ…///」
ひよりんは嬉しそうに笑っていた
他にもいろいろなお店を僕達は回り、
「あっ」
ひよりんはゲームセンターの前で立ち止まった
「どうしたの?」
「あのうさぎさんのぬいぐるみ、かわいい」
ひよりんはクレーンゲームを見ている
「とってあげようか」
「えっ、いいの?」
「任せてよ」
という訳で、僕はクレーンゲームに挑戦した
しかし、
「あーくそう」
数回挑戦したが、うさぎのぬいぐるみは中々落ちない
「惜しかったね」
「もう一回」
「こーちゃん、無理しなくていいからね」
「大丈夫、次こそ取れるから」
そう言って僕は再び挑戦し、
「よし、取れた」
なんとかうさぎのぬいぐるみを落とせた
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