近いのに遠くて

20/46
前へ
/46ページ
次へ
「はい、ひよりん」 僕がひよりんにうさぎのぬいぐるみを渡すと、 「ありがと…大事にするね…///」 ひよりんは嬉しそうにぬいぐるみを抱きしめた 「本当なら、かっこよく一発で取りたかったんだけどね」 「か、かっこよかったよ…こーちゃんは///」 ひよりんはうさぎで顔を隠しながら言い、 「ふふ、ありがと」 僕はひよりんの頭をなでた 夕方、 「今日は楽しかったね」 「うん…///」 僕とひよりんは並んで歩いて帰っていた 「ね、ねえこーちゃん…///」 「なーに?」 「そこの公園、寄って行かない?…///」 ひよりんは公園を指差し、 「いいよ、ちょっと寄って行こうか」 僕はひよりんと公園に行き、ベンチに座った 「あ、ちょっと待ってて…///」 そう言うと、ひよりんは自販機で飲み物を買ってきて、 「はい、こーちゃん、今日のお礼…///」 僕にそれを渡した 「ありがと」 「どういたしまして…///」 ひよりんは僕の隣に座り、 「この公園、懐かしいね…///」 話しかけてきた 「そうだね、昔よく遊んだっけ」 僕達は飲み物を飲みながら話している 「うん…/// おままごとしたり、遊具で遊んだり…///」 「あー、やったね あの頃は毎日が楽しかったな」 僕は思い出に浸っていた
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加