第1章

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私がサンライズ出雲に乗るとしたらもしねどうするだろうか。 まず発車の3時間前には家を出発するだろうね。家から50分で東京駅に着くのに。 サンライズ出雲の入線をホームで待つ、その時から旅は始まっているから。 まもなくに入線のアナウンスがはいりホームに横付けされる肌色の車体、感動ものであろう、私は先頭までいき写メをパチリ、そしてシングル・デラックスのある車両まで食い入るように車体を眺めて列車に乗り込む。 自分の部屋に入り備え付けのイスにこしを下ろす、部屋の内部をいちべつし物思いにふける。私も13550円の部屋に乗れるようにまでなったんだ、と。
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