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「白いパンツか…」
階段を上りながら、遥か上にいる女子高生のスカートの中身を見て、男は嫌らしく口角を曲げる。
「あの子はいちごパンツ……ムフフ」
男の声は高校生の集団による声にかき消され、上にいる女子高生はおろか、周りにいる女子高生にすら聞こえていない。
ただ一人を除いては……
「ちょっとヒロト!あんたまたパンツ見てんの!この変態バカ!!」
メガネを掛けた少女は勢いよく、パンツを見つめて涎を垂らしている男の顔面を殴る。
「………オーパイガー。」
顔面を殴られた男…内藤ヒロトは訳の分からないことを呟いて、階段から転げ落ちていった。
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