第2章

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「あ、いい・・・・・・」 「いいか。マコは、俺のこれが好きか」 「好き・・・・・・響先生のこれ」 奥まで進めた腰を止め、ぼくの頬をスルリと撫でて笑う ゆっくりと腰を引き、押し込んでくる 滑らかな動きに、喘ぎが止まらない 「あは・・・・・・ああっ、んん」 ぼくの胸元に顔を近付けてきた ちろちろと尖りをつついたり、吸い上げたり、こねたりと 器用に動く響先生の舌に、翻弄されてしまう 「くっ・・・・・・ああん、んん」 「コリコリして美味い。ぷっくり膨らんで、甘い果実だ」 ベッド脇に置いてある手鏡を取って、果実を見せられた 「可愛くて美味そうだろう」 美味そうと言われても・・・・・・ 恥ずかしさと羞恥で、ぼくはイッてしまいそう 僅かに鏡に映る自分の顔 ご馳走を前にして、よだれを垂らしてしまいそうな淫らな表情をしている 「凄ェ締め付けてくる。少し緩めろよ、じっとしててもイきそうだ」 「ダメ、動いて」 中途半端に動きを止めるから、奥が疼いて仕方ない 笑ってぼくを見下ろす響先生の唇をペロリと舐め、催促した 「色っぽく誘われたら、やるしかねぇな」 「ああん、ああ・・・・・・」 ぼくは、響先生とのセックスに溺れてる 彼が動くたびに肌が粟立つほど、気持ちいい 経験豊富な彼は、文句なしの大人の抱き方だ 恥ずかしさに羞恥し、身悶えさせ 時には、甘美な痛みを与えてくれる響先生 激しく穿たれ我を忘れ喘ぐぼくの中は、生温かく満たされた 「俺に背を向けてから、膝を床につけろ」 風呂の洗い場で中の掃除 四つん這いになったぼくは、響先生の視線を感じながら掻き出していく
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