第1章キャンパス

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ボクは、今日も学食にいた。 平松に、昨日のことを話して聞かせる。 「あははは、そんなことがあったのか、前途多難だなぁ、」 「そうなんだよ、どうしょう、」 「麗子さんから、元カレのこと忘れない限り、駄目かもな、」 「忘れてくれるかな?」 「いいかよく聞けよ、彼女の心に、元カレは生きてる。それも美化されて、そうなるとお前に入る隙間は無くなることになる、御愁傷様、」笑 「はぁー、そうなるか、、」 ボクは、ガッカリして、テーブルに頭をつける。 すると、ソフィがボクの腕を掴んで顔を付けていた、 それを見て、さらに落ち込む。スマホにも同情されたのか(汗) それにしても、こんな行動とるの初めて、ソフィに教えた覚えないんだけどな、 スマホにも、感情ってあるのか? いくら、電子頭脳が優れていても、感情まではないだろう。 そのソフィに、ボクは、頭を撫でてやる。
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