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それから、夏休みに入っていく。
今日は、別荘に行く日である。
早朝、前もって準備したバックを背負って、ソフィと駅に向かう。
すると、麗子さんが駅で待っている。
「おはようございます、麗子さん、」
「おはよう、ヨシくん、」
「待たせました?」
「いぇ、今来たとこ、」
「それにしても、大きなスーツケースですね、」
ボクは、何が入ってるんだろうと思う。
麗子さんは、薄いピンクのノースリーブのワンピースを着ている。
なんと、清楚な雰囲気で、好きだなぁ、ボクは、また惚れ直した。
そして、東京駅でリニアスカイに乗り換えて、伊東温泉駅に直行する。
麗子さんは、いつも車ばかりで、こういう乗り物は不慣れで、
ボクは、あれこれと面倒みてやった。
ほんの少しぐらいは、頼もしいと思ってくれただろうか?
快適な旅で、麗子さんと楽しんでいた。
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