第2章

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緑に囲まれただだっ広い敷地の庭で。 「おい、あいつを見なかったか?」 「いいや、影も形も。」 「・・・ったく!どこ行ったんだ・・・!!」 「まぁまぁ、朝からかっかすると健康によくないよ?」 ジロリ、と睨まれたが何事もなく笑いかける。 「お茶でも飲んで行きなよ、ね?」 かくして、だだっ広い庭に大きな男が二人、 朝からお茶会を始めるのであった。
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