第1章

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「はいはいはい、夜も深まりましてー」 「1恋ばな、2恋ばな、3恋ばな どれにするー?」 サークル合宿からの飲み会突入 そーですよねぇ、そーなりますよねぇ もういっそ寝ちゃいたい 「アッキーはー?」 ありませんよ、恋ばななんて 大学生になったら彼氏ができるなんて 甘いこと思ってた 高校生のあたしを叱ってやりたい パスって言って逃げたあたし つんつん 「なに、りょーた」 「なんで、パスなの。 好きなやつとか彼氏いないわけ」 はっ? 「いたら、パスしません。 そら、もー存分に語りあげるし。」 「………ふーん。」 ……………立候補してい?」 なに、この展開。 大学生ってこんな甘いの? End
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