プロローグ
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プロローグ
段々と蒸し暑くなってきた初夏の昼下がり。 俺はある問題と格闘していた。 「頼む、時間切れにはなるな…。」 ちらっと時計を見ると、その秒針は容赦なく時間を刻んでいく。 あと3分、いや、2分あれば終わるから。 だからもう少し待ってくれ!
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