第2章

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「しかし僕は遊園地というのに合わないというか…」 「飛鳥はノリノリだったぞ?」 「飛鳥さんも誘ったのかキミは…」 すると、飛鳥が二人の元にやって来た 「なんの話してるの?」 「噂をすればだな、私の父が建てた遊園地にロゼットも誘おうかと思ってな」 「ロゼ君も行くの?」 「いや…僕はできれば行きたくない…他の生徒を誘えばいいんじゃないか?慧君(花の妖精の生徒、同じ二年生)とか…」 「慧は女子苦手だしなぁ…飛鳥にも少しビビってたし…」 「いやそんな理由で…」 「ロゼットは?」 「大好きだ」 太子がニヤリと笑った 「って…何を言わせるんだ!僕の風紀が乱れるだろ!」 「というわけで決定、今度の休みな!絶対来いよ!」 「ちょ…勝手に決め…」 「ロゼ君も来るんだ!じゃあとびっきりおしゃれしよ!」 飛鳥はルンルンだった 「…」 ロゼットは言葉も出なかった
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