第1章

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二年生のとあるクラス そこに狐族の朝葉飛鳥がとある男子に話しかけていた 「ねーねーコタ君」 「どうしたんだ?飛鳥」 彼女がコタ君と呼んでいる男子の名は氷の妖精の小山太子 世間知らずなバカだがなぜか学問の成績だけは優秀だった 「私、なんで50点以上採れないのかな?」 「勉強の仕方が悪いんじゃないか?」 「えー?そうかなー?ロゼ君はどう思う?」 「なんで僕に振るんだ…」 彼女がロゼ君と呼んだ男子の名はインキュバスのロゼット・アロマ 頭は良くないが真面目で勤勉、インキュバスにも関わらず自称風紀を名乗っている 「まずキミの授業中の居眠りを直すべきだろう」 「えー?でもコタ君も寝てるよ?」 「普通寝ててもわかるだろ」 「あのなぁ…キミ達」
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