第1章

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そして放課後 「さて、勉強会を始めよう」 「待てロゼット、飛鳥がまだ来てないぞ」 「何?」 教室に集まったのはロゼットと太子だけだった 「飛鳥さんはどうしたんだ?」 「なんか…売店に行くとか…」 「売店?」 しばらくして 「二人ともーお待たせ!」 飛鳥が両手にパンパンの袋を持ってやって来た 「飛鳥さん遅い!って…なんだこの袋?」 「えへへ…せっかくだからみんなで食べようかと思って」 こう言って飛鳥は袋をひっくり返して中身を机に広げた 中身は様々なお菓子とジュースだった 「飛鳥さん…僕が提案したのはお菓子パーティーではなく勉強会だぞ…」 「食べながら勉強するの!それならいいでしょ?」 「それならいいが…」
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