第1章

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そして帰り 「結局勉強会がお菓子パーティーになってしまった…」 「まぁいいじゃないか、こういうのも楽しいもんだぞ?」 結局勉強会がお菓子パーティーになってしまったせいで太子の秘密がわからなかった こうなったらここで本人に聞こうと ロゼットは思った 「た…太子君?」 「なんだ?」 「なぜキミは勉強してないのにテストでいい点をとれるんだ?」 「なんでって…」 ロゼットはツバをごくりと飲んだ 「私にもわからない」 ズコッ←ロゼットがこけた音 「だって…テストの問題って誰でもできるようなやつじゃないか?」 「…氷の妖精ってそんなに頭いいのか?」 「いや?私よりバカなやつもいるぞ?計算が全くできないやつとか」 「そうか…」 こうして、日は暮れていくのであった
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