Prolog

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私は【私】が大嫌いだった。 ずっとずっと大嫌いだった。 君も私を「嫌い」と言った。 だから私は「知ってる」と答えた。 私は【君】が大嫌いだった。 ずっとずっと大嫌いだった。 私も君に「嫌い」と言った。 そしたら君は「知ってる」と答えた。 この繰り返しはいつまで続くのだろう。 もしかしたら限りがないのかも知れない。 でもこれじゃあ苦しいから。 これが最後。 終わりにしよう。 だからお願い。 聞いてください。 私は 君が_____…。
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