.:*:。 かえるのprince ・゚:*:・'°☆

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「よし!それなら僕が一肌脱ごう」 僕は颯爽と短パンを脱いだ。 「先程、拾った褌だ。これを持っていくがいい」 軽やかに外し、『遠慮するな』と顔に近づける。 「こ……これは……この臭いは…」 少年は鼻腔深く臭いを確認する。 「穴近田先輩の褌!!ここに菩阿と刺繍が……」 少年が鬼の形相で僕を見た時には、僕は短パンを握ったまま逃げ出していた。 人助けとは、難しい世の中だよ……
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