第1章

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君の肩に埋めて、君の香りでより一層 失いたくない。 ってな想いが溢れて、苦しくなる。 一人で考えて 一人で虚しくなるっていう(笑) 俺が、勝手に、抱き締める 「ねぇ、聴いてる?」 力を強めた。 「……うん」 大事に大事に 忘れないように忘れないように 君を愛してる 事実を 君を求めている 事実を 君を失いたくない 確かな気持ちを乗せて 「はなさねぇから」 声にした。 「え?なんて?」 無邪気に聞き返す君。 ――――END―――――
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