壱
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壱
逃げたい、逃げたい、と あれほど願ったせいか、貴子はその日夢を見た。 それは一か月程前の事。 突然、救世主は貴子の前に現れ 蜘蛛の糸を残して、去って行った。 蜘蛛の糸をすぐに掴まなかったのは その資格がない、と思ったから・・・ それでも、今もまだ 貴子はその蜘蛛の糸を捨てていない。 それが貴子の狡さでもあった。
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