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  片手で数えられるほどしかない異性関係。 女性の事を分っているとはいいがたい。 朴念仁。 実の母親にそう呆れられるほど 自分はきっと女心が分かっていない。 それでも、彼女の事だけは 貴子の事だけは分かる。 貴子の考える事だけは 手に取るように分かるんだ・・・ それは、きっと、いつもいつも その姿をずっと目で追っていたから・・・ あの日、貴子に告白するまでも それからも・・・
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