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駒を集めるにはまずお金からpart2
Ⅹ“帝”─追加説明(嘘)─Ⅹ
先「と、言うわけでB!さっさと答えろっ!!」
B「えぇ~また俺ですか?てか、まだ続けるんですね…これ?」
先「当たり前だろっ!!俺はお前が一人前になるまで続けるぞーっ!!」
B「先生~今日は無駄に熱いですけど何か有ったんですか?」
先「いや、ただ帝は国にとっての希望だからな…自然とテンションがあがった」
B「ずっと思ってたんですけど、先生って授業の内容によって性格変わりますよね?多重人格か何かですか…」
先「よしっ!?今の俺にそれを聞くとはいい覚悟だっ!!聞いて後悔するなよーっ」
B「あ、じゃあいいです…」
先「お前………夏の長期休みも無しな?」
B「なんでっ!?」
先「教師を敬わないその態度に腹がたったからだっ!!」
B「先生…それは職権濫用では?」
先「……こんな言葉を知っているか…?『学生にとって教師は神』だ。よく覚えておけ…そして、神とは人に理不尽を押し付けるモノだ」
B「なら、今の俺の状況はその“理不尽”真っ只中なんですね……しかもその考えは古いですよ?今の世の中は逆に教師の方が下です」
先「そうか…解った…」
B「あ、じゃあ…俺帰っても…」
先「誰が帰すかーっ!!俺が解ったのはお前の曲がった性根を(文字通り)叩き直す事だぁ!!!!さあ、歯を食いしばれー」
B「えっ?ぁ…いや、それこそ問題が…体罰はんた…ぐふぁっ」
先「痛いか?だがな…殴った先生も痛いんだぞっ!?」
B「じゃあ殴んなよ!?しかも肉体強化使ってて痛い訳ないだ…がふっ」
先「先生はなぁ~身体でなく心が痛いんだっ!!」
B「げふっ…なら、ごほっ…笑顔で…ぐっ…殴んなやー」
先「ふぅ~スッキ…はぁ~教師とは何て辛い仕事なんだ…」
B「嘘つけ嘘を…絶対楽しんでただろ」
先「B、俺はな…昨日彼女に振られたんだ…」
B「だから?何んだよ…」
先「教師だって人間だ」
B「……さっきまで神とか言ってたぞ?」
先「時には八つ当たりしたくもなる…だから」
B「俺は無視なんだな?えぇ、おい!?」
先「校長や親御さんには内緒で頼むな…」
B「な、訳ないよね?さっきお前、俺に何したよ?」
先「もう俺を先生とは呼んでくれないんだな」
B「呼べるかっ!!」
先「秘密にしたら成績上げてやるぞ?」
B「…先生、誰にもいいません」
先「よしっ」
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