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王への謁見──[(五分前)]
※前の天界での続き(神様にお仕置きされた後───)
「うぅ~ザクヤごめんなさい…(ポロポロ
私は神様に───汚され『いや、汚してないからねっ!?』ッチ」
『ちょっ…待とうか?何で今舌打ちしたの!?僕、君に何かしたぁ?』
「………私の純潔を『奪ってないからね!?』………私の初めて『も奪ってない』……なら、私の心を」
『それに関しては"崇拝や信仰"って意味でなら奪ったかもしれないけど………体に関しては僕は何もしてないからね?その前に神には性別がないからそんな不貞は働かないよ?』
「……………」
『で、結局何がしたかったの?言いたくないなら別にいいけど?』
「…………少し神様をからかってみたかっただけです…(ボソッ」
『うん、誰からの指示なのか教えてくれるかな?…かなぁ?』ニコッ
「えっ……え~っと」サァ-
『だ・れ・の・命令なのかも教えてくれていいよ?(後で処分しておくから)』
「いや、あの…ですね…別に私は」
『うん、まだ続けるつもりなら怒るよ?』ニコニコ
「…………………はぁ~何がいけなかったんですか?私結構女優としての才能あるなぁって思ってたんですけど…」
『そうだね…まずは表情、君は気付いてないみたいだけど微妙に口角が上がってたよ?よっぽど僕をからかうのが楽しかったんだねぇ~
後は目かな?何時も綺麗な強い意思を宿している君の目が少しばかり濁っていたからね(いつも君を見てるからそのぐらいは解るよ)』
「ふぇっ?ぁ、あの……その…あふぅ~///」プシュー
『あははは…顔真っ赤だね♪僕相手でそんなんだと"彼"を相手にしたらどうなるんだろうね…(ほんと殺して殺りたいよ)』
「彼?」
『ほら、地球の…ザ、クヤ君だよ…君の…大切な人(天使)なんだろ?』
「へっ!?あ~確かにザクヤは大切ですけど…でもザクヤ相手に顔を紅くしたりなんてしませんよ?
だって私達は家族なんですから」
『へ、へぇ~?結婚おめでとう、式には呼んでね君の上司として相手には挨拶(遭い殺)をしないといけないから、ね?』プルプル(怒)
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