第2章

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土子が画面の前でクスクス笑っているのを想像するのは安易だった。 つちのこ:何か罰とかあるの? カメレオン:ある つちのこ:何かな? カメレオン:次会った時少しばかり影が欲しいな つちのこ:カメレオン君…本当に覚えてないんだね カメレオン:隠すようなものなのか? つちのこ:私、カメレオン君のこと好き 俺はギョッとした。いや、それどこらか椅子からいきなり立ち上がったせいでNINAにぶつかった。 NINAが倒れている。 俺はガッツポーズを決め、ニヤニヤ笑った。もうただ一緒にいるだけの間柄じゃないんだ。 カメレオン:もう一度お願いします つちのこ:ダメ カメレオン:あ、俺、好きな人いるんだった つちのこ:え?同じクラスの子? カメレオン:そうだけど? 緊張感で手が震えたのか土子は打ち間違いしている。 つちのこ:私なは関係ないよね? カメレオン:どうだかな? つちのこ:お願い意地悪言わないで>_< カメレオン:(=゚ω゚)ノ つちのこ:? カメレオン:好きだよ、つちのこ つちのこ:カメレオン君… カメレオン:おやすみのキスするか? つちのこ:どうやって? カメレオン:画面にキスすりゃあいいんだよ つちのこ:え? カメレオン:バーカ
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