第1章

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NINAとの風呂は気持ち良い。NINAがいつも背中を流してくれる。性悪女じゃなかったら、きっと良い嫁さんになれただろう(どんな女でも)。 先程、述べた通り俺からNINAは触れない。そのせいで何の猥褻行為もできない。 その分、学校でよくパンティーを見ていたが、難易度が低過ぎて面白いとか興奮するとか無くなった。 ツマラン。つまらなさ過ぎて、死にたくなる。まあ、1回以上は死んでるけどな! 土子だけが、俺の刺激だった。 あのショートカットに眼鏡。「零水君」と呼ぶ小さな唇。何度パンティーを覗こうと思ったことか!流石に〝見える人〟のパンティーは覗く勇気がない。俺、チキン。ケンタッキー大好きよ。 NINAとのベッドはいつも理不尽だった。 NINAは女王様気質で、ベッドの真ん中でないと気が済まなかった。小さな脚のどこから湧くのであろう強烈なキックで俺をベッドから蹴り落とす。それが毎晩続くから俺はとうとうリビングのソファーで寝ざるを得なかった。 それでいて、早朝に大声で叩き起こされる気分は最悪も良いところだ。NINAの朝は早い。日光が大好きだと聞いた。健康的で良いですね! 俺は夜行性の生き物だから、ゲームをよくやるんだけど、よくゲームがバグりやがって多少、イラっと来ていた。
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