第1章 【黒の勇者とドラゴン】
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山のうえのりっぱなお城に、とっても心のやさしい兵たいさんがいました。 兵たいさんは、ドラゴンがあまりにもたくさんの人間を食べてしまうので、とても悲しくなりました。 「おおさま、ぼくがドラゴンをやっつけてきます」 兵たいさんは、剣とたくさんの荷物を持って、森のけんじゃのところにいきました。 森のけんじゃのところにいけば、どうやってドラゴンをやっつければいいか、わかるからです。
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