一般人

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政府軍と反政府軍の内乱が目立つが、一般人で結成した軍にもリーダーがいた。 伊東政信。 元オリンピック選手である。 政信は、政府軍と反政府軍の戦いを傍観していた。 どちらかが破れた時に動きだそうと考えていた。 「伊東隊長。わたしたちは動き出さなくて良いのですか?」 と隊長補佐の張本金時は聞いた。 政信は、タバコを吸いながら 「まだまだ。」 と答えた。 「政府軍が、また厄介なモンスターを作り出したようです。」 「そのモンスターは、空と優希よりも強いのか?」 「詳細は分かりませんが反政府軍の工場が焼きつくされた模様です。」 なるほどまさしくモンスターだと政信は呟いた。
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