悠真のお願い

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「今度の休みに水族館行こーよ」 「どこの?」 「この間、テレビで見た水族館」 「仕事が終わってたらなー」 この様子だと酔いが覚めるまで寝かせてくれないかもしれない… 「えー」 有紗の太腿が俺の太腿に触れている やばい この肌触り好きだ でも、手で触れると後戻りできない 我慢だ我慢 酔ってる有紗を襲うと後々面倒なことになったりするし… 俺は誘惑と格闘する そんなことも露知らず 楽しく飲み過ぎた有紗は首筋や頬にチュッとする 唇に触れたら我慢の限界だろう そう思いながら有紗のスキンシップと戦う シラフで今みたいに甘えられるようになってほしいな 「有紗、俺眠い」 時間はもう24時を回っている 「ベッドまで連れてって」 俺は有紗をお姫様抱っこしてベッドまで連れていった 俺は横になるとすぐに眠ってしまったようだ 翌朝、目を覚めると有紗が隣で寝ていた
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