グッズ企画

20/47
前へ
/580ページ
次へ
すると ノックする音が聞こえた 「ちっ」 「部長、今よろしいですか?」 悠真が明らかに不機嫌だ 「入れ」 そこに入ったのは川原主任だった 「川原か」 「至急、確認をお願いします」 「わかった」 「私は失礼します」 「益山、待て」 その資料を読みながら川原と有紗をまたせた 「これ、現在進行形?」 川原に確認すると頷いた 「はい」 「益山、受付を手伝ってこい」 「え?」 「今、トラブル起こしてて対処できないらしい。お前が行けばなんとかなるだろ。受付やってたんだから」 嘘でしょ 「愛想笑い浮かべとけ」 悠真はそう言うと川原さんと別の仕事に取りかかる 渋々受付に行くと、どうやらクレームが殺到しているらしい 久しぶりに受付に行くと、妊婦の高山さんと同期の山本みなみがいた 「有紗、手伝って」 「どんな状況?」 みなみはざっと資料を見せた
/580ページ

最初のコメントを投稿しよう!

735人が本棚に入れています
本棚に追加