グッズ企画

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「つまり、海外の輸入品に欠陥品が多く出てきたから押し寄せてるってわけね?」 「電話対応よろしく」 みなみはそう言うとクレーマーの対応に追われた 有紗は電話がかかってくるたびに謝罪をする やっとクレーマーから解放されたのは有紗が来て3時間後の午後6時だった 「お疲れ様」 「高山さんお疲れ様でした」 有紗はそう言うとお腹をさすりながら去っていく 「有紗、今から時間ある?」 「1回、戻って確認しないと時間があるかわかんないかな…」 時間的には定時を過ぎているが、一体どうなんだろうか? 「じゃあ、あたしもついていくね」 2人で営業開発に向かう すると梓さんと南里ちゃんが残っていた 「有紗さんお疲れ様です。受付大変だったらしいですね」 「南里ちゃん。部長は?」 「部長は今席外しているだけですよ。多分、給湯室じゃないですか?」 「有紗ちゃん。もう帰っていいわよ」
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