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「確かにあの2人暑苦しいですもんね」 「彼女可哀想…」 「え、2人に彼女いるの?仕事ばかりでいないのかと思った」 するとみなみは俺を見た 「堂本さんに同情しますよ。有紗って疎いでしょ」 「え?そんなことないよね?」 必死になって有紗が俺に聞いてくる 「じゃあ、有紗は復縁するとき堂本さんがあんたのこと好きだっていつ気づいたの?」 それは… 「あんた、社長や本部長から堂本さんが婚約者って言われたから付き合ったとか、そのあたりから好きだと思ってたら大間違いだからね」 有紗はシュンってなる 可愛い 「実際、堂本さんって有紗のこと異動させる前から好きでしたよね?」 みなみちゃんの鋭さに俺は度肝をぬかれた 「先輩、バレてるじゃないですか」 恭平もニヤニヤする 恭平、お前後で覚えてろよ 「有紗ちゃん。受付の頃、よく先輩来なかった?」 来てたし、電話もあった 「ずっと気になってたんだよ。有紗ちゃんのこと。本人は好きとか気づいてなかったけど」
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