グッズ企画

40/47
前へ
/580ページ
次へ
「湊さんは大学の先輩にあたるから大丈夫」 先輩にあたる? 嘘だろ… 「お兄ちゃんの学歴は知らなかったみたいだね」 有紗はクスリと笑った 「え、有紗ちゃんだけ別の大学に?」 「あたしはお兄ちゃんと別の苗字だったから」 「どうして益山じゃなくても在籍できたんですか?」 「高校の理事長はパパの同級生だったのと、大学の学長はママの親戚だったの。だからなんとかなったの」 このお嬢様、すごいな… 「とりあえず、義理の姉が待ってるから2人はそこからすぐに行ってね。悠真行こっ」 先輩と有紗ちゃんは一般社員用の出入口に向かう 「俺らも行くか」 「ねね、あたしたち凄いね。だって社長令嬢と知り合いなのよ?」 「俺からしたら、先輩の婚約者が社長令嬢だからな」 「また4人で集まりたいね」 みなみは俺の腕に腕を絡める 「そうだな。また先輩に頼んでみるよ」 そしてエレベーターに乗った
/580ページ

最初のコメントを投稿しよう!

735人が本棚に入れています
本棚に追加