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あいつがどっかに行って俺は1人で考えていた
グッズデザインは決まったものから業者に頼めばなんとかなる
俺は、まず彼女の機嫌を直さなければならない
社長令嬢としてではなく、普通の女として見ればいいのか?
あいつの価値観は少しズレてるんだよな。一般人みたいなところもあるくせに違うところもある
部長室に戻ろうとすると川上がやってきた
「どうした?」
「あの、妊娠しちゃいました」
「おめでとう。諒には伝えたのか?」
「はい。諒太も喜んでいて、湊さんと同じ年の子供が生まれてくるって早速湊さんにも報告を」
「そうか。あまり仕事に無理しないように」
すると梓が悠真の表情を見て笑った
「なんだ」
「部長は有紗ちゃんに少し気遣いしすぎですよ。もうちょっとワガママになってもいいと思いますよ。押し倒すとか?」
「有紗は怒らせると口調が悪くなることも知ってるだろ」
「男の力にはかないませんから、押し倒して部長の思いのままにすればいいじゃないですか」
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