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「それにどうしてあたしたちを呼んだのかな…。そこまで仲良くなかったのに」
里菜ちゃんの言うことは正しい
「別にいいわよ」
時計を見ると午後5時を指していた
「里菜ちゃん、キッチン使える？」
「隣の？6時から予約しておいたけど、あまり無理しないでね」
「ありがとう」
「ねぇ、有紗ちゃん」
「ん？」
「有紗ちゃんは理想の結婚式とかあるの？」
ふと、有紗ちゃんは結婚をもうすぐするのではないかと思った
同棲を始めているし、婚約もしている
「豪華にはしないと思う。こじんまりとした感じにすると思う。婚約式を挙げて結婚式はレストランとかで軽く挙げるのも憧れる」
有紗ちゃんって気の強い部分もあるけど根は優しいからなんとなく想像つく
「里菜ちゃんは奏と結婚とか考えてるの？」
「いつかしたいねって言ってるけど、あたしは医者だし奏は芸能人だから大変だと思うから…」
里菜ちゃんはそのことできっと悩んでいる
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