737人が本棚に入れています
本棚に追加
/580ページ
「川原さん。俺がいるってわからなかったんですかね」
「さあな。お前もちゃんと仕事しろよ」
「わかってますよ。じゃあ、プレゼン楽しみにしてください」
そう言うと平塚は退出した
俺はと言うと湊さんに呼ばれて本部長室に向かった
「失礼します。堂本です」
「まぁ、座れ」
とりあえず座った
「社員旅行の部屋なんだが、お前らベッドはツインとキングサイズどっちがいい?」
「ツインでお願いします」
「面白くねぇな」
湊さんは俺がプロポーズしたことを知っているんだろうか?
「面白い面白くないも関係ないですよ」
「ならツインにするよ」
「お願いします」
「ところで有紗が俺に連絡してきたんだが、プロポーズお前らしくて聞いた瞬間笑ったぞ」
「すみません。俺はどうも味気なくて」
「いいんじゃないか?俺はお前が有紗の旦那ならいいと思うけど」
やっぱり湊さん、俺のこと気に入ってくれてるんだ
反対されなくてよかった…
最初のコメントを投稿しよう!