約束

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「川原さん。俺がいるってわからなかったんですかね」 「さあな。お前もちゃんと仕事しろよ」 「わかってますよ。じゃあ、プレゼン楽しみにしてください」 そう言うと平塚は退出した 俺はと言うと湊さんに呼ばれて本部長室に向かった 「失礼します。堂本です」 「まぁ、座れ」 とりあえず座った 「社員旅行の部屋なんだが、お前らベッドはツインとキングサイズどっちがいい?」 「ツインでお願いします」 「面白くねぇな」 湊さんは俺がプロポーズしたことを知っているんだろうか? 「面白い面白くないも関係ないですよ」 「ならツインにするよ」 「お願いします」 「ところで有紗が俺に連絡してきたんだが、プロポーズお前らしくて聞いた瞬間笑ったぞ」 「すみません。俺はどうも味気なくて」 「いいんじゃないか?俺はお前が有紗の旦那ならいいと思うけど」 やっぱり湊さん、俺のこと気に入ってくれてるんだ 反対されなくてよかった…
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