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「有紗お姉ちゃーん」
有紗は振り向いて茉音の目線までしゃがむ
「どうしたの?」
「有紗お姉ちゃんのところに行きたいの」
「ダメ?」
茉音は有紗に聞く
「悠真いいよね?」
「もちろん。茉音ちゃんおいで」
「じゃあ、今日からでもいい?今日からスカイラインだったから」
「うん。大丈夫だよ」
悠真はそう言うと裕太のところに行った
「有紗お姉ちゃんのお家は学校から近い?」
茉音は私立の小学校に通っている
「車で10分くらいかな?送るから安心して」
「でも、お姉ちゃんもお仕事あるんでしょ?」
「大丈夫だよ。茉音のお仕事の方が大切だもん」
有紗は笑った
「やったー。有紗お姉ちゃんのご飯たべれる」
有紗の料理の腕はそこそこある
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