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「ごめんなさいね、湊さんが仕事をセーブしているからみんなに負担かけちゃって」
「仕方ないですよ。だって生まれてくる子供はこの益山の跡取りじゃないですか」
平塚は美雪にそう言った
確かにそうだな
「あたしからしたらね、有紗ちゃんと悠真君に1番負担かけてるなって思うの」
そこに有紗が戻ってきた
「そんなことないですよ」
「でも、2人の婚約式出来てないじゃない。2人とも忙しいから倒れないか心配しちゃうもの」
「美雪さん気にしないで下さい。無事生まれてしばらく経ったら、お兄ちゃんに仕事を押しつけて2人で休みますから」
有紗は笑って美雪に言った
「有紗ちゃん湊さんの弱み持ってるからそうなるわね」
美雪は笑った
「有紗ちゃん」
「なーに？」
有紗はチョコレートを食べる
「何かあったら相談してね」
「はーい」
そう言って美雪は去っていった
「平塚、このプラン早く会議にかけるぞ」
悠真が平塚に言う
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