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「有紗ちゃん。有紗ちゃんが仕事をしている理由は悠真さんに少しでも近づきたいからでしょ?」
すると森下さんも梓さんの隣で話を聞く
「別にそれもありますけど自分がしたいだけですから」
すると森下さんも言う
「有紗さんはもっと自信を持ってください。悠真さんは有紗さんが体調崩す度に心配しているからあまり無理しなくても大丈夫だと思います」
「あたしらしく仕事するだけですから」
有紗はそう言うと会議に出席した
「有紗さんっていつも一生懸命ですよね…」
「そうね…」
「あたしたちが抜ける分、2人は大変かもしれませんけど…」
そこに平塚がやってきた
「何かあったら平塚がやってくれるよ」
「いきなりなんだよ」
平塚は梓の話についていけない
「こっちの話よ」
「それより高城さん知らない?データ頼んでたんだけど」
「多分、そろそろ戻ってくると思うよ?さっき給湯室にいたから」
「ありがとう」
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