茉音の父親

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「そうか」 「しばらくは有紗と一緒に預かります。ただ、前山とアンドロワに関して言えば、誰かが殺されることは時間の問題でしょう」 何か情報を掴んでいるのだろう 「その誰かが前支配人の関係者か。美紀はいつフランスに戻るのか?」 「予定では今週末かと」 「2人にはあまり負担をかけないように話をするよ。君たちも親父たちの暴走に巻き込んでしまって申し訳ない。2人も危険だから注意してほしい」 俺は2人を危険にさらすわけにはいかない 「前山さん。あまり無理しないでください」 そこに中本梨々香がやってきた 「じゃあ、今度のプロジェクトの融資考えておくよ」 誠は演技をする 「よろしくお願いします」 悠真も合わせて演技をする 「お兄さん、益山に来るなんて珍しいですね」 「プロジェクトで融資を頼まれて話を聞いていたんだ」 「そうなんだ。来月ね、社員旅行があるの。そのときお土産持っていくね」 誠は苦笑いを浮かべた
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