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社員旅行当日
バスの中で有紗は疲れて寝ていた
隣は南里ちゃんである
悠真の隣に隆太がいる
「美緒と悠真さん代わってくださいよ」
「担当者に頼め」
すると南里ちゃんが有紗が寝ていることをいいことに隆太と話す
「美緒どうした？」
「有紗さんってすごく疲れているみたいなんだけど、部長は知らないの？」
「さぁ？悠真さん、有紗先輩が疲れている理由知りません？」
「さぁ？」
まさかね…
「心当たりあるんですね」
「…」
こいつに無言が通じないのも知っているが…
隆太はニヤリと笑った
「有紗先輩の仕事邪魔したんでしょ。悪いですねー」
あながち間違ってはない
南里ちゃんも目を大きく見開く
「有紗さんの仕事は梓さんのフォローと愛さんのフォロー」
「たくさん仕事あるのにこの人が我慢できなくて、抱くからだよ」
2人は俺を見て笑う
有紗の寝顔を見る南里ちゃんは普段見ない姿にそっとしておく
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